令和5年中における交通事故の状況
三重県の状況 |
死亡事故件数は59件で、死者数は60人 |
全国の状況 |
交通死者数は2,610人で、前年より-26人減少 |
◎ 交通死亡事故の特徴
【高齢者が7割を占める。】
・ 高齢者の死者数は41人(構成率68.3%)で、前年と比べ1人増加した。(前年40人・構成率64.5%)
・ 自動車乗車中17人、二輪車乗車中2人、自転車乗用中5人、歩行中17人
【交通弱者(歩行中・自転車乗用中)が約5割を占める】
・ 交通弱者の死者数は29人(構成率48.3%)で、前年と比べ2人減少した。(前年31人・構成率50.0%)
・ 歩行中21人(前年比±0人)、自転車乗用中8人(前年比-2人)
【シートベルトの非着用者が約3割を占める】
・ 自動車乗車中の死者25人中、シートベルト非着用者は8人(構成率32.0%)で、シートベルトを着用していれば助かった死者は4人と推定される。
(前年は死者22人中、シートベルト非着用者は4人、構成率18.2%)
【飲酒運転の根絶に至らない】
・ 原付以上第一当事者の事故52件中、飲酒運転は4件(構成率7.7%)で前年と比べ3件増加した。(前年51件中1件、構成率2.0%)
令和4年中における発生状況【確定値】
区分 |
令和4年 |
令和3年 |
増減数 |
増減率 |
人身事故件数 |
2,917 |
2,722 |
195 |
7.2% |
死者数 |
60 |
62 |
-2 |
-3.2% |
負傷者数 |
3,638 |
3,338 |
300 |
9.0% |
物損事故件数 |
49,553 |
47,143 |
2,410 |
5.1% |
全国及び中部地区6県の死者数
区 分 |
全国 |
中部6県 |
富山 |
石川 |
福井 |
岐阜 |
愛知 |
三重 |
死者数 |
2,610 |
355 |
34 |
22 |
27 |
75 |
137 |
60 |
前年比 |
-26 |
34 |
5 |
-4 |
1 |
14 |
20 |
-2 |
都道府県別・交通死者数~ワースト10~
順位 |
都道府県 |
死者数 |
1 |
大阪府 |
141 |
2 |
愛知県 |
137 |
3 |
東京都 |
132 |
4 |
千葉県 |
124 |
5 |
兵庫県 |
120 |
6 |
北海道 |
115 |
7 |
神奈川県 |
113 |
8 |
埼玉県 |
104 |
9 |
茨城県 |
91 |
10 |
静岡県 |
83 |
※ 三重県16位
人口10万人当りの死者数(ワースト順位)
市 別 |
全国ワースト順位 |
死者数 |
10万人当たりの死者数 |
桑名市 |
149位 (前年 28位) |
2 |
1.42人 |
四日市市 |
62位 (前年 60位) |
8 |
2.57人 |
鈴鹿市 |
6位 (前年 102位) |
9 |
4.52人 |
津 市 |
65位 (前年 86位) |
7 |
2.54人 |
松阪市 |
4位 (前年 68位) |
8 |
4.94人 |
伊勢市 |
30位 (前年 17位) |
4 |
3.21人 |
※ 三重県7位(3.42人)